昨日、結構、奥深くにしまっておいた記憶を
呼び戻すことがあった。

この彼は、全く、本命の彼女と言うものを
作る気はなく、気になる女性には無性に手を
出したくなるタイプだった。

こうやって書くと、最低なオトコみたいに聞こえる。
でも、違ってる。

確かに、1人の女性を純粋に愛せることが正しい
ことだとしたら、彼は失格だろう。
なんせ、9人もの人と付き合っていたんだから。

ただ、彼は最初に一途じゃないこと、そして
私に対する気持ちと同じだけの気持ちを他の
人にも持っていること、だけど、おまえの相手を
している時はおまえだけの俺だからと伝えた。

それでも良ければ、おまえの支えになりたいから
つきあってほしいって。。。

これって、大変なこと。だって、9人に対して
支えてやるって言ったわけだから、責任感ないと
できない。

でも、彼はきちんと責任を果たしたと思う。
だって誰一人、彼のことを批判しなかったし、
彼とつきあったこと後悔してないから。。。
(この9人、今や、大事な友達関係。
 嘘みたいな事実。)

私は彼とはSEXなしの関係。それは私が望んだこと。
だから、キスだけって約束。でも、彼はOKした。
おまえ1人に全部を求めたりしない。足りない
部分は他の人に満たしてもらえば済むことだと。

そう、彼が本命を作らなかったのは、自分に
残された時間がないかもしれないって知って
いたから。
(ただ、このことが判ったのは、彼がこの世を
 去る2週間ぐらい前に、初めて9人揃った席
 だったけど。。。)


今でも、9人の内の何人かと連絡とりあったり
している。でも、彼のことには全く触れない。
これは、彼の遺言だから。

『おまえたちの中に悲しみを残すために俺の
 存在があったとは思って欲しくない。
 だから、俺がこの世を去ったら、俺のことは
 各々の記憶の片隅か、もしくは消し去れ』
って。
********

ごめんね。約束やぶって、記憶の片隅から
ひっぱりだして来ちゃった。。。

また、記憶の奥底に封印するから、許してね。

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